思ったし、言ってたし。それでも私は独りだし。




「じゃあね、ハルにゃんもキョンくんもまた明日さっ!」



「バイバイ、鶴屋さん!」
「はい、さようなら鶴屋さん。」



大きく手を振って、また明日。


キョン君もハルにゃんも大好き。
二人ともとっても面白いからね。



でも二人が並んで帰るのを見てると。

「でも」が出てくるにょろ。



なんで?って思うほど子どもなつもりはないさ。



今二人を見送るのが「辛い」とわかんないほど

純粋なつもりもない。



分かってるよ。

ただハルにゃんよりキョン君が好きになっただけさ。



キョン君が誰より好きになっただけさ。



あんまり嫉妬とかそういうの、得意じゃないんだけどね…。

けど止まらないし。仕方ない。



仕方ないから。

好きでいても構わないよね。



二人の邪魔はしないさ。
したくないと思ってるよ。



今はそう思ってる。


だから、せめて遠ざけないでね。
ハルにゃん。





それならちゃんとハルにゃんの望むあたしでいてあげるから。




END


うーん、白いやら黒いやら。
パターン化してて申し訳ないです;



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